サイエンスクエスト 京大ウイルス研究所へ
1月27日、サイエンスクエストの活動がありました。
今回、サイエンスのメンバーが訪問した先は、何と「京大ウイルス研究所」!
「ウイルス研究所ってどんな研究をしている施設なんだろう?」「どんな実験がされているんだろう?」ふだん不思議に思っていることがいっぱい。
しかし、さすが専門の研究所です。
前もって当日の内容をお聞きすると、「ES細胞」「ゲノムDNA」「トランスジェニックマウス」と、何とも難しそうな単語が!!
これはヤバい。
中学生では知らない単語ばっかりだ…。
1週間前、急きょ勉強会が開かれました。
「そもそも細胞とは」も「DNAってなに?」
「トランスジェニックマウス」という言葉をはじめて聞いた生徒たち。授業後には、こんなイラストがホワイトボードに描かれていました↓
さぁ、本当にこんな姿をしているのでしょうか(笑)
そんなこんなで迎えた当日。
サイエンスクエストを迎えてくださったのは、
京都大学ウイルス研究所「ゲノム改変マウス研究室」の立花先生と宮地先生です。
お忙しい中、自分たちのために時間をとってくださる先生方、みんなの聞く姿勢にも自然と身が入ります。
はじめに、研究内容や専門用語のご説明。
「DNAとはどんなものか?どうすれば目で、DNAを確認することができるか?」
「ES細胞とは何か?どのようにして作られるのか?どういう風に使われるのか?」
難しいテーマですが、中学生にもわかるよう、かなりかみ砕いて説明をしていただきました。
そして、ついに!実際にES細胞を作る過程の一つ、「インジェクション」に挑戦です!
理科の図説に載っているのは見たことがあっても、自分で体験したことなどもちろんありません。
「わぁ、テレビで見たことある!」
「えっ!ここにある受精卵を映しているの!?」
「すごい!!こういう風になってたんだ(驚)!」
「えっ!この機械めっちゃ高価なんですか?!無理無理無理!触れない~!」
とか言いながら、なんとか無事に全員、実験をさせてもらいました。
貴重な体験に、とても感激した生徒も。
本当にありがたかったです。
さて、生命の設計図であるDNAも、私たちにとっては不思議な存在です。
マウスの尾からDNAを抽出、増幅したものを、ゲル上で確認させてもらいました。
光っているのがDNA↓
(一番左はマーカーで、中央と右側が2体のマウスのDNAです。段のちがいから、2体のマウスが別々のDNA配列を持っているということがわかりました。)
そして最後に、すでにできているES細胞を観察させてもらいました。
何と、ES細胞を心臓の細胞に分化させた様子も…。
それは、これまでと同じようにシャーレにのっている細胞。
でも、顕微鏡をのぞいてみると、何とすごいことに、「ドックンドックン」と動いているではありませんか!!
「わぁすごいすごい!!先生、動いてるよ!!」
心臓の形はしていないのに、動く細胞。
これこそ生命の神秘なのでしょうか?
それとも、高度な科学技術の成果なのでしょうか?
シャーレの中で動く細胞。
しかも、これがいずれは医療の現場で役に立つものとなる…。
本当に驚きの連続で、本当に勉強になる体験でした。
今回の経験は、サイエンスクエスト一同にとって、とても貴重な経験の連続でした。
ふだんは見ることさえできないものを見て、知り、体験することができました。
最後になりましたが当日お忙しい中受け入れてくださった、京都大学ウイルス研究所の先生方、諸関係者の皆さま、本当にありがとうございました。






